色ねこ絵本Vol.01「猫さんと色んな気持ち」

急な不安におそわれたり
自分否定が止まらなくなったり
自分でいることがツラい人へ

絵本「猫さんと色んな気持ち」は、繊細で頑張り屋さんで傷つきやすい大人たちのために作りました。

この絵本のコンセプトは「どんな感情も感じてOK」

普段、私たちが蓋をしたり見ないふりをしている「怒り」や「不安」などの後ろ向きな感情。 そんな感情たちと猫さんが出会う物語です。

毎日の生活の中で、あなたの心が「きゅーっ」と苦しくなった時、この絵本が少しでも癒しになってもらえたらと願っています。

絵本誕生のきっかけは、自身の欠乏感の経験から

はじめまして。クリエイターのOmayuです。

私は二児のシングルマザーで、しかも心がグラグラの豆腐メンタル。自信がない私はこれまで、仕事や恋愛などさまざまな物に依存して自分の欠乏感を埋めて生きる人生を送ってきました。

そんな私がなぜ今回の絵本を作ることになったのか？

話は約５年ほど前にさかのぼります。当時、私は子育てと仕事を両立し忙しい日々を過ごしていました。

しかし、子どもが大きくなるにつれ、夫婦関係・親子関係などのささまざまな問題が立ちはだかり、「良い妻になれない自分」「良い母になれない自分」を責めるようになっていきました。

「私が仕事ばかりして家族との時間を大切にしなかったから、こんなに問題が起きるんだ。私はダメな人間だ。」

さらに自分の自信のなさを隠すために、子どもにも怒ったり責めてしまうように。子どもが大好きなのに責めてしまい、どんどん自分のことが大嫌いになっていきました。

そして「責めるなんて母として失格だ」「怒りをぶつけるなんて、いけないこと我慢しなくては」そんな風に思えば思うほど、どんどん感情が湧きおこってきてしまい、毎日が生きづらくなっていきました。

この苦しみから解放されたくて色々な書籍やセミナーに通い勉強をし、様々な事にトライしましたが、どれも解決することには繋がらなかったのです。

しかし「あること」をきっかけに状況が好転

それから約5年経った現在では、あの時の苦しみは落ち着き

「私はよく怒っちゃうしダメな母だけど、そんな自分も頑張ってるからOKだ！」

と思えるようになり、自己否定をしたり子どもを叱ったりすることが少なくなり、毎日穏やかで幸せな日々を送ることができるようになりました。

その時に私が実践して最も効果的だったことが「ありのままの感情を受け入れること」だったのです。

それまでの私は頭の中にネガティブな感情が生まれてきたときに、「親なのだからそんなネガティブな事を感じてはいけない！」と蓋をしたり見ないふりをしていました。

しかし、ある日ちょっとしたことをキッカケに蓋をしていた感情が大爆発！どんどんあふれ出してしまったのです。

自分にはどうしようもないほどあふれ出してしまったので、止めるのを諦めて全部出してみることにしました。

紙に気持ちを書き出してたり
涙が枯れるまで泣いてみたり
お風呂のお湯につかりながら叫んでみたり

それは子どもの頃以来、見た事のない自分でした。

毎日泣いたり怒ったりしているうちに、次第に子どものような自分が愛おしくなり「私はとても頑張ってるんだ」と思えるようになったのです。

それと共に、ネガティブな感情もスーッと消えていきました。

「自分の感情を良い・悪いとジャッジせず、ありのままを受け入れることが、ありのままの自分を受けいれることに繋がり、癒しが起こる」ことを実体験した瞬間でした。

「自分のありのままを受け入れる」大切さを広げたい

このように自分が体験した「自己受容」の体験や方法を、私のように「自分に自信が持てなかったり、自己否定してしまう大人たち」に伝えていきたいと思うようになりました。

そして、2022年2月からNFTアートをきっかけに、「色んな人になりたい猫さん」の活動をスタート。

漫画やNFTアートを通じて「自分を愛すること」を探求し自分自身の幸せを自給自足していくというコンセプトを、多くの人に伝える活動をしてきました。

2022年夏に絵本プロジェクトを始動

活動から約半年が経過したころ、「自分を愛する」価値観を子ども達に伝えていきたいと思うようになり、絵本制作のプロジェクトをスタートしました。

学校教育では、集団行動のルールを学ぶことができますが、「自分自身を大切にする」「感情の取り扱い方を学ぶ」ことについては、ほとんど扱われていません。

私はまた2人の子供の母親であるため、「後ろ向きな感情は蓋をせずに感じてもいいんだと」と自信を持って言えるようになりたいと思い、絵本を制作することにしました。

今回の絵本は大人のための絵本です。

それは、子どもたちに「自分を大切にしていい」というメッセージを伝えるために、まず大人たちにこの考え方を共感してもらうことが重要だと考えたためです。

この絵本はそんな私の想いに賛同頂いたスポンサー様やNFT購入で活動を支えてくださった約60名以上の方の資金援助により制作が実現しました。

1日の終わりに「今日も私は全部OK」と
肯定するキッカケに

人は眠る前に寝る前にポジティブな言葉を自分自身にかけると、「心が育ち自己肯定感が上がる」と言われています。

その日あったことを後悔したり、落ち込みやすい夜眠る前にこの絵本をパラパラとめくり「今日も色々あったけど、ネガティブな私もOKだな」と1日を終える。

そんなお手伝いを「猫さんと色んなきもち」ができたら嬉しいです。

残りわずかです

実は、自費出版・数量限定での生産のため1冊4,000円位の金額にしないと赤字が出てしまう超高級仕様の絵本です。

しかし今回は、スポンサー様達に費用の一部を負担いただいたこと、たくさんの大人・子ども達に伝えていきたいという想いから、書籍版は2,000円という買いやすい価格にしました。

こんな嬉しいお声をいただきました

売上の一部を寄付

今回ご購入いただいた絵本の売上の一部は、1年に1度毎年2月～4月ごろに「自愛」や「自己受容」に関する活動を行っている団体に寄付します。

2022年度は、子ども達にコーチングのメソッドを広げている「日本親子コーチング協会」に寄付いたしました。

色んな人になりたい猫さんについて

「色んな人になりたい猫さん」は「ありのままの自分を愛する」ことをテーマに、漫画・絵本・NFTなどさまざまな表現で「自分を愛する方法」を発信しています。

Twitterでは漫画も連載しているので、ぜひご覧ください！