私が運営するNFTコレクション「色んな人になりたい猫さんNFT」は、「自分の色んな側面を愛そう」がコンセプト。
ちょっと照れくささを感じる「自分を愛する」ということ。私がこの価値観を大切にしているのには理由があります。
目次
「自分を愛すること」は自分勝手ってこと?
まず初めに「自分を愛すること」とは何なのでしょう?こんなイメージがありませんか?
- 自分を甘やかすこと
- わがままなこと
- 自分勝手
あまり良いイメージが浮かばない方も多いのではないでしょうか。私も昔はそう思っていました。
学校や社会では「自分のことばかり考えず、周りの人のことを考えなさい」と教えられることが多いので、「自分のことばかり考えるなんて、自分勝手じゃん!」って思うのも仕方がないことだと思います。
「自分を愛すること」に興味を持ったキッカケ
ではここで、私がなぜ「自分を愛すること」に興味をもったのかキッカケをご紹介します。
自己肯定感低めなこれまでの人生
ちなみに私は昔から自己肯定感が低く、頭の中では常に「こんな私はダメだ」「もっと成長しないと嫌われる」「人気があるわけがない」という声が聞こえてくるタイプでした。
自分に自信がないので、ぽっかり空いた穴を埋めるためにこんな感じの人生を送ってました。
- 恋愛にどっぷり依存したり
- ワーカホリックになったり
- 過剰に人に奉仕してしまったり
- 批判から身を守るためにファッションやメイクで過剰に武装したり
- モラハラをされても受け入れてしまったり
特に恋愛面はひどかったですね(笑)
自分にぽっかり空いた穴を、他の誰かや何かに埋めてもらいたくて常に「この人なら埋めてくれるかも」って相手を探していました。
でも彼氏がいてもすぐに穴が空いてきてしまい、またその穴を埋める何かを探して、常に「不安と渇望」の無限ループに。いつも「私は足りない。何かを埋めなくては」という感覚を持って生きてきました。
そんな時に出会った超自愛マスター
30代後半に生涯の親友となる人と出会いました。親友は超~~~~マイペース。
「一人が好きだし、人に合わせて生きるのは嫌いだから結婚とかピンとこない」と言って、生涯独身を宣言し、毎日好きな時間に起きて好きな仕事をし好きな人と会って、好きなバイクにまたがり、ノビノビと暮らしていました。
最初は「常識がない!」と思っていましたが、話をしていくうちに意気投合。喧嘩をしながらも色々な価値観について話し合っていきました。
- 自分を大切にすることは、自分勝手であることとは違うこと
- 自分を大切にできない人は、人にも厳しくなってしまうこと
- 自己犠牲は正義のように語られるけど、そんなことはないこと
- 私たちは生きている事自体が素晴らしいということ
- 自分の価値は他者の評価で決まるものではなく、自分が決めていいということ
- 私たちはこれまで「自分を愛すること」を教えてもらえる機会がなかったこと
親友と話したこのような価値観は、これまでの人生で全く聞いたことがありませんでした。
今までの私は、学校や家庭・社会でこのような事を学んできたからです。
- 人に親切に思いやれる人間が素晴らしい
- 自己犠牲は美しい
- 友達をたくさんつくることが素晴らしい
- 学校に通いたくさん勉強をして集団行動を学び、良い企業に入り、家庭をつくれば幸せになれる
「自分を愛すること」=「幸せの自給自足をすること」
しかし、その親友と話していくうちに「私は自分にポッカリ空いた穴を他の物(誰かほかの人やステータス)で埋めようとしてきたけど、自分で埋めようと思ったことはまったくなかった・・・・」
と言う事に気が付いたのです。これは大きな発見でした。
自分の幸せは「誰かに満たしてもらうもの」だと思っていたからです。
- 彼氏ができたら幸せになれる
- 褒めてもらえたら幸せになれる
- 仕事で評価されたら幸せになれる
- 結婚したら幸せになれる
- 子どもを産んだら幸せになれる
- よい会社に入ったら幸せになれる
- こんな自分になれば幸せになれる
- お金があれば幸せになれる
でも、このように他の人や要因によって作られる幸せは不安定なもの。
彼氏の心変わりや仕事の失敗、ちょっとしたことで幸せはすぐになくなってしまいます。そしてまた心の穴がポッカリあいて、それを埋めるために他の物を探し「もっともっと」と言う気持ちになってしまう。
そういう事なんだという事に気が付きました。
幸せの自給自足ができたら、毎日が幸せに
もし私も親友のように「自分を愛することで、自分を幸せにできるとしたら」
自分はなくなりませんから、急に幸せを奪われるということはありません。それはつまり、「幸せを自給自足している状態」!
「自分を愛すること」を探求すること、これにより私はこれまでの人生で求めていた答えが見つかるかもしれないと思い夢中になって勉強を始めました。
「自分を愛する方法」は誰にも教えてもらえなかった
さて「自分を愛してみよう」と思った私ですが、まったくやり方が分かりません。
それはそうです。小学校でも中学校も高校も大学も社会でも誰も教えてもらっていなかったのですから。しかも我が家は一見普通なのですがちょっと変わった愛情表現な家庭で育ったこともあり、「自分を愛する方法」なんて全く分かりませんでした。
なので、色んな方面から手当たり次第やってみました。
- 「愛」に関する哲学書を読みまくる
- 心理学・カウンセリングの勉強をする→結果、上級心理カウンセラーの資格を取得
- レイキヒーリングなるものを学んでみる→資格取得&遠隔レイキができるように(ビックリ)
- 瞑想して自分の気持ちを眺めてみる
- 自分の気持ちを書き出す
- 自分のやってみたかったことを1個ずつやってみる などなど
「自分の気持ち」が分からない
「自分を愛する初級」の私は、とにかく「自分の気持ち」が分かりませんでした。
「何をいってるの?」思う方も多いと思いますが、「本当の自分の気持ち」が分からない方は結構多いのではと思います。それは日々のちょっとした感情が湧き上がった瞬間に「こんな事思っちゃダメだな」と蓋をしたり、見なかったことにする癖が出来ているためです。
それを繰り返していくうちに、脳が「この気持ちは不要」と判断し感じなくなっていきます。
なので、毎日のちょっとした「嬉しい!」「楽しい!」「ザワザワ」「不安」「モヤモヤ」そういう心が感じた事を、きちんと感じること。
それを繰り返していくうちに心の奥底に眠っていた本音が少しずつ出てきて「私はこう思っていたのかー!本音ではそうだったのかー!」と分かるようになっていきます。
そんな風にして少しずつ本音を抽出する作業を習慣にしていきました。
出てくるわ出てくるわ
次第に、どんどんどんどん本音が出てくるようになりました。
例えば、「サーフィンをしてみたい」「タトゥを入れたい」「ケーキを一人で食べたい」「尽くされてみたい」「漫画読みながら寝落ちしたい」「一人旅したい」「もっと自由になりたい」
そんなちょっとしたことから、
「人にぐいぐい入りこまれるの苦手」「家に人が来るのは苦手」「尽くされすぎるのは苦手」「追いかける恋が好き」「群れは苦手」などちょっと内面に踏み込んだ気持ちまで。
「こんな事思っていたのね!」ということを1つずつ思考を否定せずに、そのまま受けれてあげることにしました。
自分に優しくすると、他者にも優しくできる
最初は「こんなわがまま言うなんてダメ」と思っていましたが、そんな気持ちをも受け入れ、少しずつ自分の思考を客観視することに成功。少しずつ「幸せの自給自足率を上げる」ことができるようになっていきました。
そして、自分を満たすことで子育てにも良い影響が。
普段子どもがワガママを言った時に「ワガママ言っちゃダメでしょ」って叱っては自己嫌悪に陥っていたのですが、自分を愛することを意識するようになってから「叱っちゃうのも無理ないよね。大変だもん。」「この子ももっと気持ちを表現したいんだろうな。」など、自分を責めることがなくなり、同時に子どもを尊重してあげられるように。
まさに、「自分を大切にする」=「他者を大切にできるようになる」を体感した瞬間でした。
幸せを自給自足できるようになって思ったこと
今では「自分を愛すること」が習慣化=当たり前になり、特に意識をしなくてもできるようになりました。
そうすると、毎日心がホッコリして、これまで感じていた焦りや渇望感「もっともっと」という気持ちを感じなくなり、頭の中で聞こえてきた自己否定もなくなりました。
そして「幸せ」とは頑張って獲得するものではなく、「ここで自分が幸せに感じられること自体」のことだったのだなと気づくことができました。
今でもネガティブな気持ちになることはしょっちゅうあります。前と違うのは、ネガティブな自分を否定せず受け入れてあげられているので、すぐにニュートラルな状態に戻れるということです。
ネガティブな自分、ポジティブな自分、無気力な自分、どんな自分のことも良い・悪いと決めず「そこにいていいよ」と受け入れてあげられる。それによってどんな感情や出来事にもフワッと対応できるようになったなと自覚しています。
自愛は筋トレでできるようになる
実際に自分でやってみて思ったのは、「自分を愛すること」はトレーニングが必要だということです。子どもの頃から自愛に触れる環境で育っている方は、すでにトレーニングの土台が出来上がっていると思いますが、多くの人が土台がない状態です。
その状態から「自分を愛して理解する」→「自分の幸せを自給自足できる状態になる」ためには、筋トレのように毎日少しずつ鍛え習慣化させていくことが大切だと思いました。
なぜ習慣化が大切かと言うと、人の脳は「新しい思考を嫌う」から。
例えば「ダイエットするぞー!」と思っても、やっている途中で「もう疲れたしこのままで良くない?」と古い思考に引き戻そうと誘惑する機能があります。それに従うとダイエットを断念してしまいます。
その脳の機能と上手く付き合うためには、毎日少しでも習慣化して、徐々に脳を慣れさせていくのがベスト。習慣化コンサルタントの古川武士によると、思考の習慣化には約6か月かかるそうです。
「大変そうだな」と思う方も多いと思いますが、超自己否定な私もできたので誰でもトライできるのではと思います。
猫さんと一緒に「自愛のレッスン」を始めよう
今回は私が「自分を愛すること」を大切に思うようになった理由やキッカケをご紹介しました。
何かのきっかけで「色んな人になりたい猫さん」を知っていただき、コンセプトに共感いただいた時から「自分を愛する」旅の始まりにできたら嬉しいです。楽しく「自分を愛する」ことが習慣となり、「幸せの自給自足率が上がる」そんな毎日になるよう、猫さんと一緒に勉強していきましょう!
色ねこ自愛活動
- 猫さんNFTは「自愛のシンボル」として、今日もあなたを優しく受け止めてくれます
- Twitterの「#色ねこ自愛部」で簡単にできる「ご自愛メソッド」のご紹介&みんなで活動
- 色ねこ勉強会ブログにて「猫さんのご自愛メソッド」コラムをご紹介
- 「色ねこ絵本コレクション」ではNFTオーナー様と一緒に「自分を愛すること」に関する絵本を制作、幼稚園や保育園、学校の先生にKindlebookを配布予定です。
- 年に1回売上の10%を自愛に関する団体に寄付
- その他盛り上がってきたらコミュニティ化も検討します!
「色んな人になりたい猫さん」についてはこちらから
色んな人になりたい猫さんNFTコレクション
コレクションはもちろん、「自愛」に興味がなくても「可愛い!」「オシャレ!」と思って手に取って頂くのも大歓迎です。そういった方にも喜んでいただけるよう1枚1枚丁寧に制作しています。二次創作や商用利用、二次流通もOKです!
▼コンセプト
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【色んな人になりたい猫さん】NFT Collectionのコンセプト
Omayu運営、2022年2月14日~にスタートした「色んな人になりたい猫さん」NFTは、「自分の色んな面を愛してあげよう」がコンセプトのプロジェクトです。 目次1 コンセプト2 プロジェクト誕生の背 ...
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▼Opensea
姉妹コレクション
「色んな人になりたい猫さん」NFTは同じコンセプトで、他に2つの姉妹コレクションを運営しています。
NEKOGRAM by 色んな人になりたい猫さん
- マーケットプレイス:HEXA
- コンセプト:NFTを始めたばかりの方でも手軽に楽しめるように、プロフィールアートに特化&ALL 1000円での展開
- ホルダー特典:なし
色ねこ絵本コレクション
- マーケットプレイス:Opensea
- コンセプト:「色んな人になりたい猫さん」で伝えている「自分の色んな側面を愛そう」というメッセージを絵本にするためのコレクション。各企画ごとにNFTを販売しホルダー10名が集まった時点で絵本化。
- ホルダー特典:絵本のプレゼント/絵本でのスポンサー紹介など