NFT活動でTwitterを見ていると、クリエイターさんのお迎え報告や素敵な絵が流れてきます。それを見て人と比べてしまったり、落ち込んでしまったり。私もNFT活動の中で何度もツラい気持ちになったことがありました。今回は、実際にやってみて有効だったOmayu流の対処法5STEPをご紹介します。
独特なNFT文化にビックリ
作品がお迎えされました!
TV(トータルボリューム:Openseaでの総取引額)が〇ETH達成!
フォロワー〇〇〇人達成しました!
NFTクリエイターのPR活動の場Twitterでは、毎日このようなツイートが流れてきます。私もNFTを2022年2月にスタートした時、このような情報が流れてくることにビックリ!通常の生活ではあまり見ることのない独特な文化が、NFTでは存在します。
TwitterでのNFT特有のお祝い文化
- 作品が購入されると「お迎え報告」をツイートし皆でお祝いする
- 作品販売数・売上(トータルボリュームTV)を公開
- フォロワー数が達成するとみんなでお祝い
- 作品をお迎えすると、ツイートで報告
このような環境から、NFTクリエイターはまわりのクリエイターの活躍を目にする機会が多くあり、それが刺激になることもあれば、疲れの原因になることもあります。
まわりの人の活躍がまぶしすぎる!
そんな私もNFTクリエイターとしての活動をスタートしてから、「何てすごい人が多いんだ!!」とビックリしました。
毎日お迎えされていたり、有名なインフルエンサーさんに注目されたり。大きな夢を持って参入される方が多いのも納得だなと思いました。
人と比べちゃってツラい・・・
そんな中、ネガティブな感情がふつふつと湧き出してくることも。
あんなに人気があってスゴイな。それに比べて私は・・・
素敵な絵がかけていいなぁ。それに比べて私は・・・
NFT界隈にはスーパーマンばかりなので、どうしても周りと比べて自分のダメなところばかりが目につくように。
私も初めは「人と比べても意味がないダメだ!」と思ってしまいました。しかし「比べちゃだめだ」と思えば思うほど、どんどん比べてしまってネガティブループに。
そして早く抜け出そうと、無理やり前向きになったり我慢したりして、もがいてさらに深みにハマり、「ここは私の活躍できる場所ではないかも」とNFTをやめようかなと思ったこともありました。
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現在では、人と比べちゃう自分とも仲良しに
NFT開始後、約半年以上経過した現在では「人と比べてツラい」気持ちとも仲良くなることができました。
今回は、私がこれまでにネガティブな気持ちと向き合ってきて、効果があった対処法5STEPをご紹介していきます。
Omayu流 人と比べてしまってツラい時の5STEP
根っこの考え方
5STEPに入る前に、私が大切にしている根っこの考え方があります。
①人と比べてしまうネガティブな自分もOK
「人と比べたって意味がない。そんな自分はダメだ。」そんな風にネガティブな自分を否定してしまうことがありました。しかし、ただでさえも、NFT界隈のスーパーマンと自分を比べて自己否定していることに加え、比較する自分自身も否定してしまうと、自己否定に自己否定を重ねてしまうことに(涙)。
NFT界隈の人たちは本当にスゴイ方ばかりなので、「比べちゃうのは仕方ない」と比べてしまう自分にもOKを出してあげることにしました。
②人は我慢すると余計にやりたくなってしまうもの
「比べちゃダメだ」と思うほど「比べたくなってしまう」この禁止されるとやりたくなってしまう心理状況を「カリギュラ効果」と言います。
人は思考や行動に制限をかけられると自由を奪われたストレスで、反射的に「もっとやりたくなる」という心理になりやすいと言われています。
実際に私も「人と比べてはいけない」と制限していた時は、他のクリエイターさんの輝きが目に入りさらに比べてしまうというループにハマりやすくなっていました。
③感情は感じつくすと消えていくもの
心理学では「感情は感じつくすと消えていく」と言われています。特にネガティブな感情は「感じてはいけない」と我慢したり蓋をしてしまいがちですが、抑えつけられた感情は心の奥にたまっていき、爆発したり歪みとなりどこかで出てきてしまうもの。
自分の中で「こんな風にネガティブな気持ちになっているのか」と受け止めていくことだけでも早く収まっていきます。「比べてツラい」という気持ちも同様で、否定せずそのまま受け止め感じ尽くすとスーッと消えていきます。
STEP1 静かにTwiterを閉じる
これは非常に重要なSTEPです!
人と比べてツラい時は、情報が入りすぎてSNS疲れをしている可能性があります。まずは情報が入ってこないように静かにTwitterを閉じましょう。
STEP2 思いっきり羨んでみる<感情の解放>
NFT界隈にはスゴイ人がたくさんいるので、羨ましいと思うのはあたり前です。思いっきり羨んでみましょう。
我慢せず、全部出し尽くしてみましょう。悪口を言っても誰も聞いていないので大丈夫!思いっきり妬んだり羨んだりしましょう。(※くれぐれも、その感情をTwitterに書き込まないように注意です。)感情を解放することで、少しずつ心がスッキリしていきます。
人気があって羨ましい!!
あんな素敵な絵が描けて羨ましい!!
仲間が大勢いて羨ましい!!
フォロワーがたくさんいて羨ましい!!
キーーーー!!!!
STEP3 もしその人になれたらと妄想してみる<理想の客観視>
自分の感情を解放できてきたら、「もし私がその人みたいになれたら?」と妄想してみるのも良いでしょう。
このSTEPを通して、「自分の理想像を客観視する」ことに役立ちます。
もし私が人気絵師になれたら・・・・
毎日の生活はこんな感じかなこんなオファーが来ちゃうのかな
自分の描くイメージがそのまま絵にできたらこんな感じかな
STEP4 その人と一緒に何かできないかな?と考えてみる<視野・視座の拡大>
すごい人を見ると、「自分もこの人みたいにスキルアップを目指さなきゃ!」と思いがち。しかし人により得意・不得意があり全てのスキルを自分の物にするのは難しいのが現実です。
では、いっそのこと「餅は餅屋」の精神でそのクリエイターさんと一緒に何かをしてみるなど、発想の転換をしてみるのはいかがでしょう?
コラボレーションや分担をして一緒に1つの物を作り上げることで、憧れのクリエイターさんの能力と自分の能力が掛け算されてもっと素晴らしい物ができあがる可能性もあります。
このような発想は、「自分をどうにかしなきゃ!」という狭い視野の段階から、視野を広げ視座を上げさらなる成長のキッカケをつくってくれます。
STEP5 自分にないコトではなく、すでにあるコトに目を向ける<視野・視座の拡大>
視野・視座の拡大の方法として「無いことより在ることに目を向ける」ことも有効です。
日々すごいクリエイターさんを見ていると自分に足りない所ばかりに注目してしまい、すでに自分にあるもの・持っていることを忘れがちになります。
意識的に自分にこのような質問をして「ある物」に目を向けてみましょう。
- 私が今持っているものはなに?
- 私が得意なことって何だろう?
- NFT活動から得ていることって何だろう?
この問いかけから、普段応援してくれる方の存在に気が付いたり、自分に得意なこと、ワクワクできる環境があることなど色々な事に気づくことがあります。予想以上に私たちはすでに色々なことを持っているものです。
気持ちがスッキリしなかったら、少しNFTを休憩してみることも
今回は、「Omayu流 人と比べてツラい時の対処法」をご紹介しました。
STEP5までやってみても気持ちが全くスッキリしないようであれば、かなりNFTに疲れているのかもしれません。思い切ってNFTから離れてみるのも1つの方法です。
このようなメンタルマネジメント方法は、人により向き・不向きがあるため、色々と試してみて自分にあった方法を見つけていくのが良いかと思います。
以前、私がNFT疲れになった時、心のバランスを取るためにやめたことを「NFTを続けるために私がやめた16のこと」にまとめましたので、あわせてご参考ください。
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